PSVR2を使っていると、PS5が熱くなってしまうことはありませんか?
夏が近づくにつれて、PS5の熱暴走が心配になってきますよね。
熱暴走すると、画面が真っ暗になったり、PS5が故障したりする恐れも。
熱暴走して画面がブラックアウトしたなんて声もちらほら聞こえてきます。
この記事ではPSVR2ユーザー向けのPS5用冷却ファン5商品を比較してご紹介します。
結論から先に申しますと、PSVR2 Senseコントローラー充電機を持っていない方には、
こちらのPSVR2スタンド+コントローラー充電台に冷却ファンがついた商品がおすすめです。
PS5に冷却ファンは本当に必要なの?PSVR2ユーザーの場合はどうなの?
PlayStation5が発売されてから約2年半が経ちました。
これまでに様々なPS5用冷却ファンが発売されましたが、多くのレビューに「PS5に冷却ファンは無用。
騒々しいだけ」と書かれています。
しかし、2023年2月にPSVR2が発売されて状況が変わりました。
PSVR2は、PS5の性能をフルに使うVRゲーム専用機器です。
そのため、PSVR2を使うとPS5は通常よりも高負荷で動作します。
PS5のマシンパワーを最大限まで要求するPSVR2のせいで、今までには経験したことのない「熱との闘い」が今年の夏から発生しそうなのです。
2023年5月、急に真夏日となった日にツイッターや掲示板等で複数のPSVR2ユーザーが熱暴走による不具合を報告しています。
5月で既にこの状態ですので、真夏になった時にさらに多くのPSVR2ユーザーがPS5の熱暴走に直面する可能性が高いです。
加熱した状態のままPS5を使い続けると、最悪の場合故障の原因となる可能性も否定できません。
PSVR2ユーザーは真夏を迎える前にPS5用冷却ファンを準備しておきましょう。
PSVR2ユーザー向けPS5用冷却ファンを比較
冷却ファンを選ぶ方法
PS5を横置きにしているか縦置きにしているかで使えるモデルが変わります。
紹介している製品はすべてPS5通常版・デジタルエディションともに利用可能です。
商品 | 特徴 | 参考価格 | 最大ファンスピード | 騒音レベル | 設置方法 | USBポート数 |
---|---|---|---|---|---|---|
Mcbazel PS5用冷却ファン | PSVR2収納可能 PSVR2 Senseコントローラー充電機能 | 4,790円 | 3050rpm | 不明 | 縦置き | USB2.0×2 USB-C×1 |
KIWIHOME PS5用冷却ファン | 最大5000rpmを超える高速ファン USB3.0追加ポート | 2,699円 | 5000rpm±10% | 28.8db未満 | 縦置き 横置き | USB3.0×1 |
FUNKS PS5 冷却ファン | 3段階で風量調節 PS5本体とコントローラーをコンパクトに収納 | 3,780円 | 3500rpm±1000rpm | 不明 | 縦置き | USB2.0×3 |
OIVO PS5用冷却ファン | PS5 Dual Senseコントローラー充電機能 前面USB-C端子を占有するのでPSVR2ユーザーには不向き | 4,099円 | 4500rpm | 不明 | 横置き | なし |
アクラス PS5用クーリングファンTRIPLE | 低価格 静音タイプ | 1,927円 | 不明 | 30db未満 | 縦置き 横置き | USB2.0×1 |
Mcbazel PS5用冷却ファン
- 縦置き専用
- PSVR2を収納可能
- PSVR2コントローラー二つとPS5DualSenseコントローラー二つを収納・充電可能
- 3種類の速度設定:1820/2500/3050rpm
「PS5用外付け冷却ファン」というよりは、「PSVR2スタンド+コントローラー充電台」に冷却ファンがついている商品です。
PSVR2 Senseコントローラー充電スタンドを持っていないPSVR2ユーザーに「PSVR2コントローラー磁気充電ポート」はありがたい機能です。
USB-ACアダプター(付属しません)を使えばPS5のUSBポートを占有せずに運用も可能です。
3050RPMという低めの回転数なので冷却能力には若干の不安を感じますが、PSVR2を便利に利用するための工夫たっぷり。
縦置き専用なのでPS5を縦置きで使用しているPSVR2ユーザーにはイチオシの商品です。
KIWIHOME PS5用冷却ファン
- 28.8db未満
- ファンにはUSBパススルーポート有
- ファンの回転数は5000rpm ±10% rpm
- 機能がシンプルな分、低価格
縦置きにも横置きにも対応可能です。
5000rpm ±10% rpmという強力なファンの回転数が最大の魅力。
とにかくPSVR2使用中のPS5をしっかり冷却したいという用途には最も適したモデルといえます。
背面USB3.0ポートを占有して給電し、USB3.0ポートを一つ増設しますので、増設ストレージを使用しているユーザーにおすすめです。
PSVR2 Senseコントローラー充電スタンドをすでに持っているPSVR2ユーザーにはイチオシ。
コスパの良さも大きな魅力です。
FUNKS PS5用冷却ファン充電スタンド
- PS5専用コントローラーも充電可能
- 製品サイズ370mm × 200mm × 40mm
- USBポートUSB 2.0 × 3ポート
- 騒音レベル不明
縦置き専用です。
PS5本体とPS5専用コントローラーをコンパクトに収納。
前面のUSB2.0ポートから電源を取りつつ、USB2.0ポートが3つ増設されるのが嬉しいですね。
PSVR2用のコントローラー充電スタンドを購入していないユーザーには、前面にUSB2.0ポートが増設されるメリットは大きいでしょう。
ファン回転数が3500rpm±1000rpmと若干低めです。
OIVO PS5用冷却ファン
- 回転速度は高・中・低の3段階
- PS5コントローラーを3-3.5時間でフル充電
- ファンの回転数3500RPM~4500RPM
形状的に冷却スタンドのファンとPS5の内蔵冷却ファンの位置が一致していない点が気になります。
回転数がそこそこあってもそれほど冷えない可能性が高いです。
またPS5の前面USB-Cを給電のために占有し、パススルーのUSB-C端子も提供されないため、接続にUSB-Cポートが必要なPSVR2とは相性がよくないですね。
PSVR2ユーザーなら他のタイプがよさそうです。
アクラス PS5用クーリングファンTRIPLE
- ファンスピード不明
- 静音タイプ(30dB未満)
- コンパクトなタイプ
提供されるUSBポートがUSB2.0となってしまうところが気になりました。
PS5の背面ポートには拡張ストレージデバイスを接続しているユーザーが多いので、ストレージが使用不可となってしまいます。
ファンスピードが公表されていないので、冷却能力も未知数です。
静音タイプであることが最大のセールスポイントのようですが、常時イヤホンでプレイするPSVR2ユーザーに限っては冷却ファンが出すノイズについてはそれほど気にしなくても良いです。どうせほとんど聞こえませんので。
今回紹介した製品の中で最も安いのが魅力です。
SSDを買い替えて熱暴走のリスクを減らす方法
冷却ファン以外の熱対策として「SSDの換装」も提案します。
PS5のSSDスロットは2つあり、工場出荷時は825GBのm.2SSDが1枚搭載されています。
しかしPS5のリッチなゲームを保存するには825GBではあまりに手狭なため、多くのユーザーがセカンドスロットに追加のSSDを刺して使用していると思われます。
SSDは熱の発生源の一つなので、2枚刺しているSSDを1枚にするだけでも熱暴走対策としては有効ですよ。
しかし、単にSSDを抜いてしまってはストレージ容量が足りなくなってしまうので、起動ドライブを大容量SSDに換装してしまうのが理想的です。
最近安くなってきた2TBのSSDが特におすすめです。
ここで重要なのはスペックの優れた「読み込み7,000MB/s」タイプのものより、PS5で利用可能な最低グレードの「読み込み5,000MB/s」タイプのものの方が熱対策としては優れています。
「せっかくなので高性能なものを」と思いがちですが、低速モデルの方が発熱の少ないので、PSVR2ユーザーは迷わずこちらを選ぶことをお勧めします。
まとめ
PSVR2はPS5の性能をフルに使うVRゲーム専用機器ですが、その分PS5が熱くなりやすくなります。
夏が近づくにつれて、PS5の熱暴走が心配になる方も多いでしょう。
PSVR2ユーザーは真夏を迎える前にPS5用冷却ファンを準備しておきましょう。
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