PlayStationVR2(PSVR2)は、PlayStation 5（PS5）でのみ動作するように設計されています。
したがって、PSVR2を使用するにはPS5が必要です。
この記事ではVRに興味はあるけど、PS4しか持っていない人のための最適解を提案します。
PSVR2はPS4では使えない。じゃあどうする？
PSVR2はPS4では使えない
現状ではPSVR2はPS4では使えませんし、PSVRのゲームをそのままPSVR2で遊ぶことができません。
しかし、一部のPSVR用ソフトは新規購入するよりは安くPSVR2へのアップデートすることができます。
今後もPSVR2へアップデートされるソフトは多数出てくると予想していますので、今後の展開を暖かく見守りましょう。
PSVR2に興味を持つPS4ユーザーの方へ
金銭的に問題がないならPS5とPSVR2をセットで買うことをおすすめします。
今後はこの組み合わせがVRのメインストリームとなっていくことは疑う余地がありません。
しかし、「とりあえずVRというものを体験してみたい」というのであれば、現状では初代PSVRを購入するのがベターです。
何よりソフトの数が圧倒的にPSVR2より上回っていますし、「VRを体験する」という目的に対しては今でも充分以上に応えてくれるプラットフォームです。
さらにPSVR2が発売された現在、PSVRの中古価格が暴落していますので、とりあえずお試しで買ってみたとしてもお財布に与えるダメージは極めて小さいでしょう。
初代PSVRのゲームで私の一押しは「No man’s sky」です。
PS4版（PSVR版）を買うと、後で100円を払えばPS5版（PSVR2版）にアップデート可能なのが嬉しいです。
PlayStationVR2(PSVR2)がPS4で使えないのはなぜ？
PSVR2の一つ前のモデルは初代PSVR(PlayStation VR)です。
初代PSVRは2017年に発売され、コンシューマーゲーム機で本格的なVRゲームをプレイできるという画期的な周辺機器でした。
PSVRはPlayStation4専用に設計され、PS4(PlayStation4)のUSB端子・HDMI出力端子・AUX端子（PlayStation Camera接続用）を使って接続を実現しています。
３つの端子を使用するPSVRに対し、PSVR2はUSB-C端子一つのみでPlayStation5と接続するという画期的な改善が実現しました。
しかし、そのためにPSVR2とPS4を接続することは不可能となってしまいました。
というのも、PSVR2のUSB-Cとは『USB』という名前はついているものの、高品位な映像信号等の送受信もできる規格です。
USB-C→USB-A変換をしてもPlayStation4から映像信号などを送受信することはできないからです。
もしも将来的にPlayStation VR2(PSVR2)をPlayStation4で使用することができるようになるとしたら、HDMI端子・AUX端子・USB端子を束ねて変換してPlayStation VR2(PSVR2)のUSB-Cとつなぐ必要があります。
その実現性の低さは簡単に想像できます。
現在PlayStationVR2(PSVR2)はPS4で使えませんし、将来的にも使えるようにはならないと私は考えます。
なぜPlayStation VR2(PSVR2)をPS4で使いたいのか？
そもそも、なぜPlayStation VR2(PSVR2)をPS4で使いたいと思う人が多いのでしょうか？
その理由はいくつか考えられます。
PS5を持っていないから
2020年11月に発売されたPlayStation5ですが、発売当初から２年以上に渡り入手困難な状態が続いています。
私はずっと色々なショップにリクエストを出し続け、2022年8月にやっと購入できました。
まさかここまで待つことになるとは2020年に発売された段階では想像していませんでした。
2023年に入りやっと供給状況が安定し、どこでも普通に買えるようになったのは朗報です。
ただ、それでも購入台数制限がされる程度には薄い流通量に留まっています。
また、2022年9月にPS5通常版が54,978円（税込）から60,478円（税込）、デジタル・エディションが43,978円（税込）から49,478円（税込）という値上げが行われたため、やっと手に入るようにはなったものの購入の心理的ハードルは上がってしまいました。
また、PS5ならではのキラーソフトがいまだに無いことも購入の障壁となっています。
私がPS5でプレイしているソフトもほとんどPS4で出ているゲームのPS5版ばかりなので「このゲームをやるために是非ともPS5が欲しい」とはならない消費者マインドはよく理解できます。
以上のような理由から、PS5を持っていない人はまだまだ多いと考えます。
PS4を持っててVRに興味があるけどPS5を買うほどではないから
VR元年と呼ばれた2016年以降、常にVRに興味を持ち続けつつもなかなか手が出せていないPS4ユーザーは多いと思います。
そんなユーザーが2023年にPSVR2で盛り上がっているのを見たら、再び「やっぱりVRやってみようかな」という気持ちになるのは自然なことです。
しかし「今あえて初代PSVR買うのはいかがなものか」とか、「PSVR2のためだけにPS5買うのもなんだかなあ」という気持ちも同時に持ってしまうことでしょう。
そんな時に「PS4でPSVR2使えないかなあ」という考えが頭をよぎったとしても誰も責めることはできません。
初代PlayStation VRのソフトで遊びたい
これは私です。
私は初代PlayStation VR(PSVR1)ユーザーで、100本以上のソフトを所有しています。
その中には『Déraciné(デラシネ)』、『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』、『Skyrim VR』等々、枚挙にいとまがないほどの名作ゲームが存在しています。
それと比較して、ローンチで用意されたPSVR2用ゲームはわずか24本で、そのうち半数近くがPSVR1からの移植です。
私はPS5もPSVR2も購入しましたが、現在のラインナップにはまだまだ不満で、「PSVR2で初代PSVRのソフトも遊びたい」つまり「後方互換を確保していて欲しかった」とは強く思います。
PSVR2でPSVR１のゲームを遊びたい
前述した通り、私はPSVR2で初代PSVRのゲームができないことがとても残念です。
多くの人と同じように「PSVR2をPS4につないで初代PSVRのゲームができたらいいのに」と一瞬考えたほどです。
それは無理な話でした。
しかし、心が救われる良い情報もあります。
それは「多くのPSVRのゲームをPSVR2に移植する用意はある」というリークが昨年9月の段階で流れました。
信憑性の不確かなリーク情報ながら「No Man’s Sky」、「Moss」、「Rez Infinite」、「THUMPER」等のゲームは有償・無償様々な形でPSVRからPSVR2へのアップデートが用意されました。
この流れは今後も続くと考えられます。
できれば「Minecraft」や「SkyrimVR」など、長期間遊び続けられる定番ソフトがPSVR2用にアップデートされると嬉しいですね。
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