【解決】PSVR2でプレイエリアの設定ができなくなった！ 再設定の方法

この記事では、PSVR2でプレイエリアの設定ができなくなった時の再設定の方法を解説します。

PSVR2のプレイ中にアラートが出た

いつものようにPSVR2を起動して『No Man’s Sky』をプレイしようとしたところ、アラートが表示されました。

それ自体はよくあることなので特に何も思わずに「プレイエリアを再設定」に入りました。

すると

上記のメッセージが表示された画面でどれだけ周りを見回してもカメラが全然部屋を認識してくれず青く塗りつぶしをしてくれません。

以上のアラートが表示されて、結局は時間切れでプレイエリアの設定が完了しないという現象に遭遇してしまいました。

「おかしいな」と思い何度かチャレンジしてみましたが、たまに部屋を認識して青く塗りつぶしてくれるものの、ほとんどは塗られないままで時間切れとなってしまい、どうやってもプレイエリアの設定を完了させることができません。

プレイエリアの設定が完了せず丸ボタンで抜けると、以下のアラートが表示されます。

選択肢は「いいえ」と「はい」しかなく、「いいえ」を選んだ場合は「プレイエリアの再設定」に再び入り、「はい」を選んだ場合はPSVR2の電源が切れてしまいます。

地獄の無限ループです。

つまり「プレイエリアの再設定」をなんとかして完了させないとPSVR2で全く遊べなくなってしまいます。

いろいろな解決策を試してみたらエラーが解決

昨日まで楽しく愉快に遊んでいたPSVR2が使えなくなるなんて悪夢のようです。

到底あきらめることはできません。

なんとか「プレイエリアの再設定」を完了させるために色々な解決策を試してみました。

部屋を明るくする

PSVR2のインサイドアウトトラッキングでは部屋の明るさがトラッキング精度を左右するというのはよく言われています。

トラッキングを失った今日の私の部屋は割と薄暗かったため、照明をオンにしてみました。

すると、ほんの少しだけ部屋の認識が高まったようで、青く塗りつぶされる場所が増えました。

しかし、それはほんの少しだけだったので、すぐに時間切れになってしまい、以下のアラートが再び表示されました。

これだけではだめでした。

カメラを手でふさぐ

なかなかカメラが部屋を認識してくれないときに、やけくそでカメラを手で隠してみたら動きが若干変わりました。

カメラから手を離した瞬間から部屋の認識がサクサク進むようになったのです。

これは意外でした。

ただ、それでもまだプレイエリアの設定を完了するには至りませんでした。

何度も何度も何度もチャレンジする

大変初歩的な対処法ですが、結局はこれが最終的に「地獄の無限ループ」から脱出するきっかけになりました。

部屋の認識が全然完了せず時間切れで「プレイエリアが見つかりませんでした」の表示が出るというのを何度も繰り返して心が折れそうになっていましたが、何度も繰り返しているうちにあることに気付きました。

「前よりも部屋の認識がちょっとだけ早くなってない？」

そうなんです。同じことを何度も繰り返しているようですが、PSVR2は前回までの失敗をほんのりと学習しているようで、毎回最初から部屋認識をしているように見えてもちょっとずつその認識速度が速くなってくるのです。

何度も繰り返した果てに、プレイエリアの設定は完了しました！

PSVR2のプレイエリア再設定の難易度が高すぎる問題

何度も頑張ればプレイエリアの設定は完了するというのは分かりました。

しかし、そもそもプレイエリアの設定を強制するPSVR2のシステム自体に大きな不満を感じてしまいます。

例えばMeta Questなどでは「静止モード」を選択した場合はガーディアンの設定、つまりPSVR2で言うとプレイエリアの設定をスキップできます。

私がPSVR2をプレイする時はほとんど「シーテッド」モード、つまり動かない状態ですのでプレイエリアを設定する必要はほどんどありません。

PSVR2のシステムバージョンアップで「シーテッドを選択した場合はプレイエリアの設定をスキップできる」という仕様にしていただきたいと強く願っています。

また、PSVR2のプレイエリア設定の際に上下左右を素早くくまなく見回す必要があり、動作がしにくい人にとっては大変な動作を要求されます。

全くユーザーフレンドリーではないこの仕様が早急に改善されるといいですね。