PlayStationのサブスクリプションサービスPlayStation Plusをご存じですか?
2022年6月にリニューアルしたこのPlayStation PlusでPlayStation VRやPlaystation VR2用のソフトも多数無料で提供されています。
どんなゲームがある?おすすめは?など、今回は深掘りしていきます!
PlayStation Plusとは?
PlayStation Plusとはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SCE)が全世界で提供しているサブスクリプションサービスです。
PlayStationのオンラインマルチプレイにはPlayStation Plusが必須条件なので、多くのユーザーが加入しています。
以前はPlayStation Plusという単一のサブスクでしたが、2022年6月にリニューアルされ3つのコースが選べるようになりました。
プラン | サービス内容 | 月額料金 |
---|---|---|
Essential | 毎月のフリープレイ・オンラインマルチプレイなど | 850円 |
Extra | Essentialの全サービス+ゲームカタログ | 1,300円 |
Premium | Extraの全サービス+クラシックスカタログなど | 1,550円 |
PSVRやPSVR2のユーザーが選択すべきは、ズバリ「PlayStation Plus Extra」です!
Extraで提供される「ゲームカタログ」に多くのPSVR・PSVR2用ソフトが含まれているからです。
Premiumにアップグレードしても、クラッシックスカタログやクラウドストリーミングプレイではPSVR・PSVR2は特に何も恩恵はありません。
7日間の無料体験ができます!
PlayStation Plusのサブスクを開始する前に、7日間の無料体験が可能です。
無料体験期間中は最上のPremiumのプランとなります。
過去にEssential以外のPlayStation Plusに加入したことがある方や、現在PlayStation Plusに加入中の方は無料体験の対象外となるのでご注意ください。
PlayStation PlusゲームカタログのおすすめPSVR・PSVR2ソフト
PlayStation Plusゲームカタログは随時入れ替えがあります。
そのため、今回紹介するソフトもカタログから消える可能性があることを予めご了承ください。
(2023年7月時点でのPlayStation Plusゲームカタログから紹介しています。今後随時更新します。)
ゲームカタログからPSVR・PSVR2ソフトを探すには?
PlayStation Storeの検索性の悪さはユーザーから常に指摘されています。
今回はPlayStation PlusゲームカタログからPSVR・PSVR2ソフトを探すリンクを用意しました!
PlayStation PlusゲームカタログからPSVR・PSVR2ソフトを探す
2023年7月22日現在、PSVR・PSVR2のソフトは21件登録されています。
Humanity
『Humanity』は現在のところ、ゲームカタログで提供されている唯一のPSVR2用ゲームです。
名作『Rez Infinite』や『テトリス エフェクト・コネクテッド』を手掛けたゲームクリエイター、水口哲也氏の最新作として大きな期待を受けてリリースされました。
さすが水口哲也氏の作品らしく、3Dを効果的に利用した空間演出と映像の美しさが素晴らしいです。
見下ろし型のパズルゲームで、ライトユーザーにもちょうど良い難易度です。
Playstation VR2はもちろん初代PlayStation VRにも対応しています。
RISE OF THE TOMBRAIDER
『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』は人気ゲーム『トゥームレイダー』のリブート作品です。
基本は非VRでプレイするゲームとなっていて、本編をある程度クリアすると遊べるようになる追加コンテンツ「一族の系譜」だけがVRに対応しています。
VRパートは『バイオハザード7 レジデント イービル』に近いゲーム性となっています。
BIOHAZARD 7 resident evil
『バイオハザード7 レジデント イービル』は大ヒットしたホラーゲームです。
初代PSVRで最もプレイされたと言われるこの名作ゲームが、PlayStation Plusゲームカタログでプレイできるのは嬉しいですね。
芸能界屈指のバイオハザードファンとして知られる加山雄三さんがこのゲームに関しては「怖すぎてVRでプレイするのは無理」と言ったのが伝説になっています。
確かにめちゃくちゃ怖いです。
初代PSVRユーザーはプレイ必須の名作です!
鉄拳7
なんと、3D格闘ゲームの『鉄拳』もPSVRで遊べるんです!
しかし、普通の格闘プレイはVRでは遊べないのが残念です。
PSVR向けに用意されているのは、キャラクターをVR空間で観察できる「VRビュアーモード」と、勝敗のない戦闘が楽しめる「バトルモード」のみです。
正直、この二つのモードは「ゲーム」とは言い難いものですが、PlayStation Plusで無料プレイできるのはちょっと嬉しいですね。
ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN
バンダイナムコのフライトシューティング『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』です。
VRモードは一部のミッションしかできませんが、それでも全然満足できるほどの素晴らしい出来です。
『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』とは違い、ゲーム本編を進めないとVRモードが解放されないという意地悪もありません。
電車でGO!! はしろう山手線
鉄道シミュレーションゲーム『電車でGO!!』のPSVR対応版です。
電車の運転手になって山手線を走るというゲーム。
運転席からの視点がVRにとても合っています。
電車に全く興味のない人でも感激するほどのすごいリアリティです。
アッシュと魔法の筆
ライムスター宇多丸さんが「マイゲーム・マイライフ」で絶賛していたのが印象的でした。
このゲームも全編VR対応ではなく、一部のパートのみVRプレイできるというものです。
VRが目的でプレイすると若干物足りなさを感じますが、平面プレイパートのストーリーが秀逸なのでそこもぜひ楽しんで欲しいです。
トランスファレンス
UBIソフトのホラーゲームです。
全編VR専用に作られているので、VR酔いなどへの対応もしっかりしていてプレイしやすいです。
『バイオハザード7 レジデント イービル』のような一人称視点のホラーゲームをもっとプレイしたい、というニーズにちょうど良いゲームだと思います。
イーグルフライト
人類滅亡後のパリの空を鳥になって飛び回るフライトシミュレーションゲームです。
「鳥になって自由に飛び回る」という人類共通の夢がVRの中で実現しています。
とにかくプレイすると、とても気持ちが良いです。
しっかり作り込まれたパリの街並みも素敵で、ちょっとした「旅行体験VR」としても楽しめます。
初代PSVRの最初期に出た傑作です。
バウンド:王国の欠片
コンテンポラリーアートとコンテンポラリーダンスの要素をふんだんに取り入れた三人称視点のVRゲームです。
開発の基本が「アート」から始まっているので、徹頭徹尾美しいゲーム世界が堪能できます。
ただ、パズル要素の難易度がそこそこ高いので「アートを鑑賞する」というスタンスでプレイしていると、とんでもなく手こずります。
その難関を乗り越えてでもプレイする価値のある素晴らしい作品です。
スペースジャンキー
無重力空間で戦うシューティングゲームです。
商品版発売の前にリリースされた無料版の「スペースジャンキーベータ」というゲームに不具合があり、オンラインマルチプレイ専用だったためネット上に不評が多く見られます。
しかし、発売後はソロモードも装備され、実際にプレイした人からの評判はなかなか良いです。
元々マルチモード用に作られたゲームなので、友達同士で集まってプレイすると楽しそうですね。
Star Trek Bridge Crew
映画『スタートレック』のゲームです。
ゲームの冒頭でUBIソフトの会員登録が表示されますが、これはスキップすることができません。
これは『Ubisoft+ Classics』というUBIソフトのサブスクサービスがPlayStation Plusに内包される形で統合されたためです。
会員登録しても特に費用は掛かりませんし、PlayStation Plusを止めれば『Ubisoft+ Classics』も止まりますので特に気にする必要はないと思います。
さすがUBIだと思うのは、その画質の良さです。
PSVRのゲームとしては最高レベルに素晴らしい映像美を堪能できます。
残念なのは日本語に対応していない点です。
テキスト中心のアドベンチャーゲームなので、英語が理解できないと先に進むことが非常に困難です。
Werewolves Within
オンラインマルチプレイに対応した人狼ゲームです。
スタートレック同様、英語のみ対応なので日本語話者にはなかなかしんどいゲームとなっています。
しかし、この作品はオンラインマルチプレイに対応しているので、日本人プレイヤーと待ち合わせをしてプレイすれば英語が苦手でも充分楽しめます。
VR空間の中でみんなでわちゃわちゃと人狼ゲームというのは、それはそれで最高です。
トラックマニア ターボ
異色のドライブシミュレーションゲームです。
『グランツーリスモ』のようなレースゲームなのですが、演出や調整がかなりトリッキーです。
VRならではの落下、飛翔、スピンなどの派手なアクションがとても楽しいです。
レースゲームとしての調整も絶妙で、あまりこのタイプのゲームをプレイしたことのないプレイヤーでも繰り返し走行していればクリアできるように作られています。
PSVR2で『グランツーリスモ7』が出た現在でも、私にとって最高のVRレースゲームはこの『トラックマニアターボ』です。
これはぜひプレイして欲しいです!
Tetris Effect: Connected
水口哲也氏が『テトリス』を手掛けるとこうなる、というとてもチャレンジングな作品です。
ロシア生まれの定番ゲーム『テトリス』は誰でもプレイしたことがあると思います。
『テトリス』の気持ちの良いプレイ感に、光のパーティクルが飛び交う美しい映像美を組み合わせたことで、より中毒性の高い素晴らしい作品となっています。
VRでプレイすることにより深いリラックス効果がありますので、ずっとリピートして長く遊べるゲームです。
英雄伝説 創の軌跡
日本製ロールプレイングゲーム『英雄伝説』シリーズの一作です。
VRに対応しているのはイベントビュワーやキャラクタービュワーだけなので、ゲーム自体のファンでないとなかなか楽しむのは難しいです。
ファンにとってはたまらないのではないでしょうか。
ローラーコースタードリームズ
遊園地運営シミュレーションゲームです。
VRとジェットコースターの親和性はとても高く、PSVR以前にスマホVRなどが登場した時は多くのVRジェットコースターソフトがリリースされていました。
この『ローラーコースタードリームズ』はジェットコースターに乗るだけではなく、自分で遊園地を作って運営することができます。
もちろん、自分の作ったアトラクションに乗ることもできます。
さらに、オンライン上で公開されている他のユーザーが作った遊園地で遊ぶこともできます。
ただ、ユーザーが作ったジェットコースターのコースは「酔い」に対する配慮が圧倒的に足りないものが多く、VR酔いを起こしやすいです。
このソフトを楽しむには「VR酔い」に気を付ける必要があります。
Rez Infinite
水口哲也氏の代表作とも言える傑作ゲームです。
『Rez Infinite』は映像美が素晴らしく、多くの熱狂的なファンを獲得しました。
特に評判が良いのが「エリアX」というステージです。
VRでプレイヤーに向かって降り注ぐ光のパーティクルが壮麗で、錯覚でミストシャワーを浴びるような身体的な心地よさを感じてしまうほどです。
難易度もちょうど良く調整されていて、何も考えずに快感に体を委ねられるようなそんな傑作ゲームです。
Infinite Minigolf (インフィニット ミニゴルフ)
VR空間で楽しめる、奇妙なパターゴルフゲームです。
見た目の普通さと、パターゴルフという題材の地味さであまり注目されていませんが、意外と初代PSVR用ゴルフゲームとしてはナンバーワンの面白さです。
特に、自分がミクロサイズまで小さくなった状態で子供部屋でプレイするステージが最高のVR体験です。
『ローラーコースタードリームズ』同様、ユーザーが自分で作ったコースをネットに公開できるようになっていて、「クイックプレイ」を選ぶと無限に他のユーザーが作ったコースを次々と遊び続けられます。
VRの気持ちよさとパターゴルフの楽しさを極限まで追求した傑作です。
絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-
人気シリーズ『絶体絶命都市』の最新作です。
VRでプレイできるのはほんの一部のシーンのリプレイのみです。
リプレイですので、そのシーンまで平面プレイでクリアしないとVRができるようになりません。
発売前は大きな期待を寄せられていた一作ですが、リリース後はなかなか厳しい評価が集まりました。
PlayStation Plusのゲームカタログであれば追加出費無しでプレイできるので、ある意味「好都合」でした。
まとめ
PlayStation Plusのゲームカタログでプレイできるゲームを紹介しました。
実は、今回紹介したゲームには共通点があります。
それは「PlayStation Motionコントローラーなしでプレイできる」ことです。
初代PSVRのソフトにはPlayStation Motion(PS MOVE)コントローラー必須なものが多いですが、PlayStation Plusのゲームカタログに登録されているものはどれもDualShock4だけで遊べます。
手軽で嬉しいですね。
7日間無料体験もありますので、PSVR・PSVR2ユーザーはぜひ加入してみてください!
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